同じ梅雨でも、「ベタついて困る」人と「乾燥して突っ張る」人がいます。さらに、ベタついているのに内部は乾いているという混合タイプも多く、自分の肌がどちらに傾いているかで取るべきケアは変わります。この記事ではタイプ別のスキンケアと、どちらのタイプにも共通する対策を整理します。
もくじ
- まずは自分のタイプをチェック
- 梅雨にベタつきやすい人のスキンケア
- 梅雨に乾燥しやすい人のスキンケア
- どちらのタイプにも共通する対策
- 40〜60代が特に意識したいこと
まずは自分のタイプをチェック
梅雨の肌悩みは「ベタつき型」と「乾燥型」に大きく分かれます。当てはまる項目が多いほうが、いまのあなたの肌が傾いている方向です。両方に当てはまる場合は、内部が乾いているインナードライ(混合型)の可能性があります。
梅雨の肌タイプ・セルフチェック
ベタつき型のサイン
- 昼にはTゾーンがテカる
- 毛穴が目立ちやすい
- メイクがよれやすい
- 洗顔後すぐは快適
- ニキビ・吹き出物が出やすい
乾燥型のサイン
- 頬や口元が突っ張る
- 粉を吹く・皮むけがある
- ファンデが粉浮きする
- エアコンの効いた部屋でつらい
- かゆみ・ピリつきが出やすい
両方に当てはまったら「混合型(インナードライ)」
表面はテカるのに内側は乾いている状態です。この場合、ベタつきを抑えようと洗浄や皮脂対策に偏ると、かえって乾燥が進みます。「水分はしっかり、油分は部位で調整」が基本方針になります。
梅雨にベタつきやすい人のスキンケア
ベタつき型の人は「皮脂を抑えること」に意識が向きがちですが、やりすぎは逆効果です。皮脂を取りすぎると肌が不足を感じてさらに皮脂を出すため、適度なコントロールが鍵になります。
ベタつき型のケア方針
- 洗顔は朝晩2回まで。皮脂を落としすぎない泡洗顔を選ぶ
- 化粧水はさっぱりタイプで水分をしっかり補給
- 乳液・クリームは軽めのジェルタイプを薄く
- Tゾーンは皮脂吸着系、頬は保湿系と使い分ける
- あぶらとり紙よりティッシュで軽く押さえる
避けたい行動
- 1日に何度も洗顔する
- 「乳液はベタつくから不要」と省く
- 強い洗浄力のクレンジングを毎日使う
ベタつき型が陥りやすい落とし穴
皮脂が気になると保湿を減らしたくなりますが、水分が不足すると肌は皮脂で補おうとしてさらにベタつきます。「水分は減らさず、油分だけ軽くする」と覚えておくと判断しやすくなります。
梅雨に乾燥しやすい人のスキンケア
「梅雨なのに乾燥する」人は、エアコンによる室内乾燥と、加齢による皮脂・保湿成分の減少が背景にあることが多いです。湿度が高い季節でも保湿を手放さないことが大切です。
乾燥型のケア方針
- 洗顔はぬるま湯で。朝は洗顔料を使わない選択も
- 化粧水は重ねづけして水分を十分に届ける
- 乳液・クリームでしっかり膜を作り蒸発を防ぐ
- セラミド・ヒアルロン酸など保湿成分を意識して選ぶ
- エアコン環境ではミストやクリームでこまめに補給
避けたい行動
- 「梅雨だから保湿は軽くていい」と油断する
- 熱いお湯で洗顔する
- さっぱり系だけで終えて油分で蓋をしない
乾燥型が陥りやすい落とし穴
湿度が高いと「保湿は足りている」と感じやすいですが、肌内部の水分は外気の湿度とは別物です。蒸し暑くても肌が突っ張るなら、それは内部が乾いているサイン。季節に関係なく保湿を続けることが必要です。
どちらのタイプにも共通する対策
ベタつき型・乾燥型と方針は分かれますが、土台になる考え方は共通しています。タイプを問わず取り入れたい対策をまとめます。
タイプを問わず共通する梅雨のスキンケア対策
- 水分補給は必ず行う。ベタつく人も乾燥する人も、水分不足は共通の問題です。化粧水での水分補給はどちらのタイプも省かないことが基本です。
- 洗いすぎない。皮脂の落としすぎはベタつき・乾燥どちらも悪化させます。摩擦を減らし、必要な皮脂は残すことが共通の原則です。
- 室内湿度を50〜60%に保つ。エアコンによる乾燥はタイプを問わず肌負担になります。環境を整えることがスキンケアの土台になります。
- 部位ごとに使い分ける。顔の中でもTゾーンと頬では状態が違います。一律のケアではなく、部位差に応じた調整が両タイプに有効です。
- バリア機能を守る成分を選ぶ。セラミドなどバリア機能をサポートする成分は、ベタつき型・乾燥型のどちらにも役立ちます。
- 紫外線対策を続ける。梅雨でも紫外線は届きます。バリア機能の低下を防ぐ意味でも、タイプを問わずUVケアは必要です。
40〜60代が特に意識したいこと
年齢を重ねると、皮脂量・天然保湿因子・セラミドはいずれも減少傾向になります。その結果、若い頃は「ベタつき型」だった人が「乾燥型」や「混合型」に移行することも珍しくありません。
タイプは固定ではなく、年齢や季節で変わる
かつてオイリー肌だった方が、40代以降に乾燥を感じ始めるのはよくあることです。「自分は昔からベタつき肌だから」と過去の認識のままケアを続けると、今の肌に合わなくなっている場合があります。季節の変わり目に肌の状態を見直し、その時々の傾向に合わせて調整する姿勢が、年齢を重ねた肌には特に大切です。
迷ったときは「水分はしっかり、油分は控えめから始めて様子を見る」が、多くの肌タイプに対応しやすい出発点です。そこから自分の肌の反応を見て、油分を足したり減らしたりして調整していくと、梅雨の不安定な肌にも対応しやすくなります。
40〜60代の利用傾向を集計しています

