卵の殻の内側の薄皮は捨てるものと思われがちだが、実はコラーゲンなどを含む複合成分として化粧品に活用されていると言われています。
この記事で分かること
- 加水分解卵殻膜は卵の殻の内側の膜を加水分解して得られる成分とされる
- コラーゲン・エラスチン・グルコサミンなどを含む複合成分とされる
- 水分を抱え込む働きがあり保湿成分として使われる例がある
- ハリ感をうたう美容液やエイジングケア系アイテムでよく見かける
1. 加水分解卵殻膜とはどんな成分か
卵の殻の内側には「卵殻膜」と呼ばれる薄い膜があり、これを加水分解(水と反応させて分子を小さく分解する処理)して得られる成分が加水分解卵殻膜です。卵殻膜そのものはゆで卵をむいたときに殻の内側にくっつく薄い膜として見たことがある方も多いのではないでしょうか。
2. 卵殻膜に含まれる成分
卵殻膜にはコラーゲン、エラスチン、グルコサミンやヒアルロン酸に似た保水性を持つ成分など、複数のたんぱく質・多糖類が含まれているとされています。これらは肌のハリや弾力に関わる成分として知られるものが多く、卵殻膜が美容分野で注目される理由の一つとされています。
3. コラーゲン・エラスチンとの関係
以前紹介した加水分解コラーゲンの記事やエラスチンの記事で触れたように、これらは肌のハリ・弾力に関わるたんぱく質として紹介されることが多い成分です。加水分解卵殻膜は、これらの成分を複合的に含む原料として位置づけられているとされています。
4. 保湿成分としての役割
水分を抱え込む働きがあるとされる
加水分解卵殻膜に含まれる多糖類やたんぱく質は、水分を抱え込む働きがあるとされ、化粧水や美容液の保湿成分として配合される例があります。肌のうるおいやハリ感を目的としたアイテムで見かけることがある成分です。
5. 加水分解の意味
「加水分解」とは、水と反応させることで大きな分子を小さな分子に分解する処理のことを指します。卵殻膜のようなたんぱく質を多く含む素材は、そのままでは化粧品に配合しにくいことがあるため、加水分解によって扱いやすい形に加工されると紹介されています。
6. 配合されるアイテムの例
- ハリ感を打ち出した美容液・クリーム
- エイジングケアをうたうスキンケアシリーズ
- パック・マスク類
- 一部のヘアケアアイテム
7. 取り入れる際のポイント
卵殻膜は卵由来の原料であるため、卵アレルギーがある方は成分表示を確認することがすすめられています。気になる場合は事前にパッチテストを行うか、専門家に相談するとよいでしょう。
よくある質問
まとめ
- 加水分解卵殻膜は卵の殻の内側の膜を加水分解して得られる成分とされる
- コラーゲン・エラスチン・グルコサミンなどを含む複合成分とされる
- 水分を抱え込む働きがあり保湿成分として使われる例がある
- 加水分解によって化粧品に配合しやすい形に加工されている
- ハリ感をうたう美容液やエイジングケア系アイテムに配合される例が多い
- 卵由来のためアレルギーがある方は成分表示の確認がすすめられる
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の効果・効能を保証するものではありません。肌の状態には個人差があります。異常を感じた場合は速やかに使用を中止し、皮膚科医などの専門家にご相談ください。
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