化粧品の成分表示は「専門用語の羅列で読んでも仕方ない」と思われがちだが、実は並び順にルールがあり、見方を知ると処方の傾向がつかみやすくなると言われています。
この記事で分かること
- 全成分表示は配合量が多い成分から順に記載するルールがあるとされる
- 配合量が1%以下になると順不同で記載してよい場合があるとされる
- 水や基剤系の成分が上位に来やすいのは配合量が多いためとされる
- 成分名だけで効果の強さを断定するのは難しいとされる
目次
1. 全成分表示とは何か
化粧品には、配合されているすべての成分をパッケージや外箱に記載する「全成分表示」が義務づけられています。成分名を確認することで、どのような処方でつくられているアイテムなのかをある程度把握できるとされています。
2. 配合量が多い順という記載ルール
全成分表示は、基本的に配合量が多い成分から順番に記載するというルールがあるとされています。つまり、成分表示の最初のほうに書かれている成分ほど、そのアイテムの中で多くの割合を占めていると考えられます。
3. 1%以下は順不同になりやすいという点
配合量が1%以下になった成分については、順不同で記載してよいとされています。そのため、表示の後半に並ぶ成分の順番だけを見て「この成分の方が多く入っている」と判断するのは難しいとされています。
4. 上位によく出てくる成分の傾向
化粧水などの水分中心のアイテムでは「水」が最初に記載されることが多く、続いてBGやグリセリンといった保湿剤・溶剤系の成分が上位に来やすいとされています。以前紹介したBG(ブチレングリコール)の記事でも触れたように、こうした成分は処方全体を支える基礎的な役割を持つことが多いとされています。
5. 成分名の表記ゆれについて
同じような働きの成分でも、原料メーカーや商品によって表記が微妙に異なる場合があります。例えば「コメヌカエキス」のように和名で表記される成分もあれば、カタカナ表記が中心の成分もあり、慣れないうちは同じ系統の成分だと気づきにくいこともあるとされています。
6. 成分表示を読むときの視点
- 最初の数成分から処方の大まかな方向性を推測してみる
- 1%以下の成分は順番だけで配合量を判断しない
- 気になる成分名が出てきたら都度調べてみる
- 成分名だけでなく使用感や自分の肌との相性もあわせて見る
7. 成分表示だけで判断しすぎないこと
成分表示は処方の傾向をつかむ手がかりにはなりますが、配合量の細かい数字までは公開されないため、成分名だけでアイテムの効果の強さを断定することは難しいとされています。当サイトでも今後、シアバターやホホバオイルなど個別の成分を解説する記事を紹介していますので、気になる成分名が出てきた際にあわせて参考にしてみてください。
よくある質問
まとめ
- 全成分表示は配合量が多い順に記載するルールがあるとされる
- 配合量1%以下の成分は順不同で記載されることがある
- 水や保湿剤・溶剤系の成分が上位に来やすい傾向がある
- 成分名の表記は商品によって多少異なる場合がある
- 成分表示は処方の傾向をつかむ手がかりとして活用できる
- 効果の強さは成分名だけで断定できない点に注意する
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の効果・効能を保証するものではありません。肌の状態には個人差があります。異常を感じた場合は速やかに使用を中止し、皮膚科医などの専門家にご相談ください。
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