シアバターは「濃厚な保湿クリーム」というイメージが強いが、実は常温で固形になる植物性の油脂で、体温でとろけるように感じる質感が特徴と言われています。
この記事で分かること
- シアバターはシアの木の種子から採れる植物性油脂とされる
- 常温では固形で体温に近づくと柔らかくなる性質がある
- 油分を肌表面にとどめる働きで紹介されることが多い
- 精製度によって香りや色合いに違いがある
目次
1. シアバターとはどんな成分か
シアバターは、西アフリカなどに生育するシアの木の種子から採れる植物性油脂です。化粧品成分表示では「シア脂」と表記されることが多く、古くからスキンケアに使われてきた成分として紹介されることがあります。
2. 常温で固まる油脂という特徴
一般的な植物オイルは常温で液体のものが多いのに対し、シアバターは常温では固形に近い状態を保ち、肌にのせると体温でなじんでいくとされています。この質感の違いが、クリームやバームタイプのアイテムに好まれる理由の一つとして紹介されています。
3. 精製シアバターと未精製シアバターの違い
未精製のシアバターは独特の香りや黄色みが残ることが多く、精製されたものは香りが少なく扱いやすいとされています。化粧品にはどちらのタイプも使われており、処方の目的によって使い分けられていると言われています。
4. 他の油分系成分との違い
ホホバオイルやワセリンなど他の油分系成分もよく使われますが、由来や質感、酸化のしやすさはそれぞれ異なるとされています。シアバターは比較的酸化しにくいとされていますが、保管環境によって状態が変わる可能性はあります。
5. 化粧品での配合形態
シアバターはハンドクリーム・ボディクリーム・リップクリームなど幅広いアイテムに配合されます。以前紹介した乳液とクリームの使い分けの記事で触れたように、油分は水分を抱え込む・逃さない役割として位置づけられることが多く、シアバターもその一つとして紹介されています。
6. 取り入れる際のポイント
- 成分表示で「シア脂」の表記を確認してみる
- 精製・未精製の違いを気にする場合はパッケージを確認する
- 乾燥が気になる部位に部分使いする方法も紹介されている
- 初めて使う場合は少量からパッチテストを行う
7. 保湿ケア全体での位置づけ
以前紹介した化粧水だけで保湿は足りるのかという記事とも関連しますが、シアバターのような油分は水分を与える成分とセットで使われることが多く、単体で使うより組み合わせて考えることがすすめられています。
よくある質問
まとめ
- シアバターはシアの木の種子から採れる植物性油脂とされる
- 常温では固形で体温に近づくと柔らかくなる性質がある
- 精製・未精製で香りや色合いに違いがある
- 比較的酸化しにくいとされるが保管環境には注意が必要
- ハンドクリームやボディクリームなど幅広いアイテムに配合される
- まれに合わない場合もあり異常時は使用中止がすすめられる
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の効果・効能を保証するものではありません。肌の状態には個人差があります。異常を感じた場合は速やかに使用を中止し、皮膚科医などの専門家にご相談ください。
※本ページに掲載の情報は掲載時点のものです。

