リノール酸は「必須脂肪酸」として食品や栄養の分野で語られることが多いが、化粧品では植物オイルに含まれる油性成分として、肌のバリア機能に関わるとされることがあると言われています。
この記事で分かること
- リノール酸は不飽和脂肪酸の一種で必須脂肪酸に分類されるとされる
- 化粧品では植物オイル中の構成脂肪酸として配合されることが多い
- 肌のバリア機能に関わる脂質の一部として語られることがある
- 酸化しやすい性質があるとされ配合・保存方法に工夫がされる
目次
1. リノール酸とはどんな成分か
リノール酸は、不飽和脂肪酸の一種で、体内で合成できない「必須脂肪酸」に分類されるとされています。食品分野では植物油の構成脂肪酸として知られていますが、化粧品原料としても植物オイルに含まれる形で配合されることが多いとされています。
2. 肌のバリア機能との関係
リノール酸は、肌表面の皮脂膜を構成する脂肪酸の一つとしても知られており、肌のバリア機能に関わる成分として紹介されることがあります。角質層の水分保持能に関連づけて語られることもありますが、断定的な効果は保証されていません。
3. 植物オイルに含まれる脂肪酸としての位置づけ
以前紹介したアルガンオイルの記事で触れたように、植物オイルにはオレイン酸やリノール酸など複数の脂肪酸が含まれています。オイルによって含まれる脂肪酸の比率が異なり、使用感や特徴の違いにつながると紹介されています。
4. 酸化しやすい性質について
リノール酸のような不飽和脂肪酸は、飽和脂肪酸に比べて酸化しやすい性質があるとされています。化粧品として配合する際は、酸化防止剤の併用や容器・保存方法の工夫によって品質を保つ設計がされていることが多いと紹介されています。
5. 全成分表示での見かけ方
リノール酸は成分表示上「リノール酸」と単体で記載される場合と、「ヒマワリ種子油」などオイル原料の中の一成分として含まれる場合があるとされています。オイル系のクリームや美容オイルで見かけることが多いとされています。
6. 取り入れる際のポイント
- 成分表示で「リノール酸」や関連する植物油の表記を確認してみる
- 開封後は早めに使い切るなど酸化に配慮する
- 他の油性成分との配合バランスも見てみる
- 初めて使う場合は少量からパッチテストを行う
7. スキンケア全体での位置づけ
以前紹介したシアバターの記事とも関連しますが、リノール酸のような脂肪酸は、単体の主成分というより植物オイルの特徴を形づくる構成要素の一つとして位置づけられることが多いとされています。成分表示を見る際は、オイルの種類とあわせて捉えるとよいでしょう。
よくある質問
まとめ
- リノール酸は不飽和脂肪酸の一種で必須脂肪酸とされる
- 植物オイルの構成脂肪酸として化粧品に配合されることが多い
- 肌のバリア機能に関わる脂質の一部として語られることがある
- 酸化しやすい性質があり保存・使用方法に配慮がされる
- 単体というより植物オイルの特徴を形づくる構成要素とされる
- まれに合わない場合もあり異常時は使用中止がすすめられる
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の効果・効能を保証するものではありません。肌の状態には個人差があります。異常を感じた場合は速やかに使用を中止し、皮膚科医などの専門家にご相談ください。
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