キトサンはダイエット食品のイメージが先行しがちだが、実はヘアケア・スキンケア双方で皮膜形成成分として使われていると言われています。
この記事で分かること
- キトサンは甲殻類の殻に含まれるキチンを加工した多糖類とされる
- 天然由来では珍しいカチオン性を帯びやすい性質を持つとされる
- 肌や毛髪の表面に薄い膜を作る働きがあるとされる
- ヘアケア・スキンケア双方で配合される例がある
1. キトサンとはどんな成分か
キトサンは、カニやエビなど甲殻類の殻に含まれる「キチン」という多糖類を、化学的に処理(脱アセチル化)して得られる成分です。もともとは食品分野や医療分野でも研究されてきた成分で、化粧品ではヘアケア・スキンケア双方に配合される例があるとされています。
2. キチンとの関係(由来)
キチンは甲殻類の殻のほか、きのこの細胞壁などにも含まれる多糖類とされています。キトサンはこのキチンを加工して得られる誘導体にあたり、由来をたどると甲殻類やきのこに行き着く成分として紹介されています。
3. カチオン性という性質
キトサンはプラスの電荷(カチオン性)を帯びやすい性質を持つ、数少ない天然由来の多糖類として知られています。肌や毛髪の表面はマイナスの電荷を帯びやすいとされ、キトサンが吸着しやすいと考えられている理由の一つとされています。
4. 皮膜形成成分としての役割
表面に薄い膜を作る働きがあるとされる
キトサンは肌や毛髪の表面に薄い膜を作る「皮膜形成」の働きを持つとされ、うるおいを保ったり、まとまりを良くしたりする目的で配合される例があります。
5. ヘアケアでの使われ方
毛髪の表面はダメージを受けるとマイナスの電荷が強くなりやすいとされ、カチオン性のキトサンが吸着することで指通りやまとまりの改善につながるとされています。トリートメントやコンディショナーに配合される例があります。
6. スキンケアでの使われ方
- うるおいキープを目的とした化粧水・美容液
- 皮膜形成による使用感向上を狙ったクリーム
- 増粘剤としてのジェル状アイテム
- 一部のパック・マスク類
7. 取り入れる際のポイント
キトサンはカニ・エビなど甲殻類由来のことが多い成分です。以前紹介したグルコサミンの記事でも触れたように、甲殻類アレルギーがある方は成分表示を確認することがすすめられています。
よくある質問
まとめ
- キトサンは甲殻類の殻に含まれるキチンを加工して得られる多糖類とされる
- 天然由来では珍しいカチオン性(プラスの電荷)を帯びやすい成分とされる
- 肌や毛髪の表面に薄い膜を作る皮膜形成の働きがあるとされる
- ヘアケアでは指通りやまとまりの改善を目的に配合される例がある
- スキンケアではうるおいキープを目的に配合される例がある
- 甲殻類アレルギーがある方は成分表示の確認がすすめられる
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の効果・効能を保証するものではありません。肌の状態には個人差があります。異常を感じた場合は速やかに使用を中止し、皮膚科医などの専門家にご相談ください。
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