乾燥が気になるからと、化粧水も乳液もクリームも、とにかくたっぷり重ねる。真面目な人ほどやってしまいがちなこの習慣、実は肌にとって必ずしもプラスとは限らないといわれています。
保湿は多ければ多いほどいい、は誤解かもしれない
「乾燥が気になるなら、とにかく保湿アイテムを重ねればいい」——そう考えて、化粧水をコットンにたっぷり含ませ、乳液もクリームも惜しみなく重ねづけしている人は少なくないはずです。もちろん保湿そのものは大切なケアですが、量を増やせば増やすほど肌が喜ぶかというと、必ずしもそうとは限らないといわれています。
塗りすぎるとどうなる?
べたつきで別のトラブルを招くことがある
アイテムを重ねすぎると、肌表面に油分や保湿成分が過剰に残った状態になりやすいといわれています。この状態が続くと、毛穴に汚れがたまりやすくなったり、蒸れによる肌トラブルにつながったりする場合があるという指摘もあります。
肌が持つ機能に影響する可能性
肌にはもともと自らうるおいを保とうとする働きがあるとされ、外から与える保湿に頼りすぎると、その働きが十分に発揮されにくくなるのではないか、という見方もあります。断定はできませんが、「与えれば与えるほど良い」という単純な話ではなさそうです。
メイクが崩れやすくなる
スキンケアがなじみきらないうちにメイクを始めると、油分が邪魔をしてファンデーションが崩れやすくなるといわれています。「保湿をがんばったのに、メイクがすぐヨレる」という悩みの背景に、実は塗りすぎが関係しているケースもあるようです。
「たっぷり」と「塗りすぎ」の境界線
適量の目安
化粧水であれば500円玉大、乳液であれば1〜2プッシュ程度など、商品ごとに目安量が示されていることが多いといわれています。まずはその目安量を守り、肌の状態を見ながら調整するという考え方がすすめられています。
肌質によって異なる感覚
乾燥を強く感じる人と、皮脂が気になる人とでは、心地よく感じる保湿量も変わってくるとされています。「これくらいがちょうどいい」という感覚は、季節や体調によっても変化するといわれ、毎回同じ量にこだわりすぎる必要はないという声もあります。
効果的な保湿のポイント
- 重ねづけのコツ:一度に大量につけるより、少量を数回に分けて重ねるほうが、なじみやすいといわれています。
- 化粧水・乳液・クリームの役割分担:化粧水で水分を補い、乳液・クリームでフタをするという役割の違いを意識すると、量の判断もしやすくなるとされています。
- 肌の様子を見ながら調整する:ベタつきやテカリが気になる場合は、量よりもテクスチャーの見直しから検討する人も多いようです。
△ 注意:保湿量の感じ方には個人差が大きいといわれています。ここで紹介した内容はあくまで一般的な目安であり、自分の肌に合った量を見つけることが大切とされています。
◎ まとめ
- 保湿アイテムの重ねすぎはべたつきやメイク崩れなど別のトラブルを招く場合があるといわれる
- 肌本来のうるおいを保つ働きに影響するのではという見方もあるが断定はされていない
- 商品の目安量を基準に、肌質や季節に応じて量を調整する考え方が紹介されている
- 化粧水・乳液・クリームの役割分担を意識すると量の判断がしやすいとされている

