- 日焼け止めの選び方・塗り方を見直す
- UV下地で「塗り忘れ」をなくす
- 帽子でデリケートな部分を守る
- 日傘で全身の浴びる量を減らす
- 塗り直しの習慣をつくる
紫外線対策の基本は日焼け止めですが、「去年の残りをなんとなく使っている」「量が足りていない」といった見直しポイントが意外と多いアイテムです。
日常使いと屋外レジャーでは必要な防御力が違います。買い物や通勤など日常の外出ならSPF30前後・PA+++程度で十分なことが多く、屋外スポーツや長時間の外出にはSPF50+・PA++++が向いています。すべてのシーンで最高値を使う必要はありません。
日焼け止めは表示どおりの効果を得るために必要な使用量があります。顔全体ならパール2個分程度が目安とされ、薄づきだと表示のSPF値どおりの防御力は得られません。「ケチらず、ムラなく」が基本です。
- 去年開封した日焼け止めは劣化している可能性があるため買い替えを検討
- 顔だけでなく首・耳の後ろ・手の甲も塗る
- シーンに合わせてSPF・PAを使い分ける
- 使用量が少なすぎないか確認する
メイクをする方にとって、UV機能のある化粧下地は紫外線対策とメイクの土台づくりを兼ねられる便利なアイテムです。下地にUV機能があれば、日焼け止めの塗り忘れを防ぐ二重の備えになります。
スキンケア後、日焼け止め→UV下地→ファンデーションの順が基本です。UV下地のみでも日常の紫外線対策には役立ちますが、屋外で長時間過ごす日は日焼け止めとの併用が安心です。
- 使っている下地にUV機能があるか確認する
- 皮脂・汗で崩れにくいタイプに切り替える
- カバー力と紫外線対策のバランスを見直す
- 肌に合わない場合は無理に使い続けない
塗る対策だけでは守りきれないのが、顔の上半分や頭皮、分け目です。帽子はこうしたデリケートな部分を物理的にカバーできる、夏前にそろえておきたいアイテムです。
つばが7cm以上ある帽子は、顔に当たる紫外線を大きくカットできるとされています。色は濃いめのほうが紫外線を通しにくく、UVカット加工が施された素材を選ぶとより安心です。
- つばの広さが十分か(目安は7cm以上)
- UVカット加工の有無を確認する
- 通気性があり蒸れにくいか(夏場は重要)
- 分け目・頭皮の日焼け対策になっているか
日傘は頭上からの直射日光をさえぎり、体全体が浴びる紫外線量を減らせるアイテムです。塗る対策では追いつかない屋外の移動時に効果を発揮します。
日傘選びでは「遮光率」と「UVカット率」の両方を確認します。遮光率は光(明るさ)をどれだけさえぎるか、UVカット率は紫外線をどれだけカットするかを示します。どちらも99%以上のものを選ぶと安心です。
地面やアスファルトからの照り返しも紫外線の一因です。日傘の内側が黒や濃い色のものは、反射した紫外線を吸収して顔に届きにくくします。
- 遮光率・UVカット率がともに99%以上か
- 内側が濃い色で照り返し対策になっているか
- 晴雨兼用で使い勝手がよいか
- 経年劣化でコーティングが落ちていないか
どんなに高機能な日焼け止めも、汗や皮脂、摩擦で少しずつ落ちていきます。朝塗ったきりでは夕方まで効果は持続しません。塗り直しこそ、最も効果が高く、最も見落とされやすい対策です。
屋外で過ごす日は2〜3時間おきの塗り直しが理想です。特に汗をかいたあとや、タオルで顔を拭いたあとは効果が落ちているため、こまめに塗り直すことが大切です。
メイクをしていると塗り直しが難しいと感じますが、UVカット機能のあるパウダー・スティック・スプレーを使えば、メイクの上からでも対策できます。持ち歩きやすいアイテムを一つ用意しておくと、習慣化しやすくなります。
- 外出時に塗り直し用アイテムを持ち歩いているか
- メイクの上から使えるタイプを用意しているか
- 汗をかいたあとに塗り直す習慣があるか
- 2〜3時間を目安に塗り直せているか
紫外線対策は、日焼け止め・UV下地の「塗る対策」と、帽子・日傘の「さえぎる対策」を組み合わせることで、ぐっと効果が高まります。そして、どんな対策も塗り直し・使い続けてこそ意味があります。
夏本番を迎える前に、今使っているアイテムが今年も使えるか、足りないものはないかを点検しておきましょう。準備を整えておくことが、夏のシミ・ダメージの蓄積を防ぐ近道です。

