コレステロールというと健康診断の数値が真っ先に思い浮かぶが、実は肌の角質層にも存在し、化粧品ではバリア機能に関わる脂質成分として配合されることがあると言われています。
この記事で分かること
- コレステロールは肌表面の角質層にも存在する脂質の一種とされる
- セラミドなどと共に細胞間脂質を構成する成分の一つとされる
- 化粧品には主に植物由来(フィトステロール等)や合成の原料が使われる
- 血中コレステロールと化粧品成分としての役割は別物とされる
1. コレステロールとはどんな成分か
コレステロールは、体内に広く存在する脂質の一種で、肌の角質層にもわずかながら存在するとされています。化粧品原料としてのコレステロールは、血中コレステロールとは切り離して、肌のバリア機能に関わる脂質成分の一つとして紹介されています。
2. 肌のバリア機能との関係
角質層には、セラミドや脂肪酸、コレステロールなど複数の脂質が組み合わさった「細胞間脂質」と呼ばれる構造があるとされ、肌のバリア機能を支える一因として紹介されています。化粧品にコレステロールを配合することで、この構造に近い処方を目指す考え方があるとされています。
3. セラミドとの役割の違い
以前紹介したセラミドの記事で触れたように、セラミドも角質層のバリア機能に関わる脂質成分です。コレステロールは細胞間脂質を構成するもう一つの要素とされ、セラミドと組み合わせて配合されることで、より肌本来の構造に近づけようとする考え方が紹介されています。
4. 化粧品原料としての由来
化粧品に配合されるコレステロールは、羊毛から得られるラノリン由来のものや、植物由来の原料から合成されたものなど、複数の由来があるとされています。動物由来を避ける処方では植物由来原料が選ばれる例もあると紹介されています。
5. 全成分表示での見かけ方
コレステロールは成分表示上「コレステロール」とそのまま記載されることが多く、バリア機能を意識した保湿クリームや美容液で見かけることがあるとされています。配合量は比較的少なめであることが多いと言われています。
6. 取り入れる際のポイント
- 成分表示で「コレステロール」の表記位置を確認してみる
- セラミドなど他の細胞間脂質系成分との組み合わせを見てみる
- 血中コレステロールとは別の成分であることを理解しておく
- 初めて使う場合は少量からパッチテストを行う
7. スキンケア全体での位置づけ
以前紹介したシアバターの記事とも関連しますが、コレステロールのような脂質系成分は、単体の主成分というより肌のバリア機能を支える処方の一部として位置づけられることが多いとされています。成分表示を見る際は、こうした脂質のバランスにも注目してみるとよいでしょう。
よくある質問
まとめ
- コレステロールは肌表面の角質層にも存在する脂質の一種とされる
- セラミドなどと共に細胞間脂質を構成するとされる
- 肌のバリア機能を支える処方の一部として配合されることがある
- 動物由来・植物由来など複数の原料があるとされる
- 血中コレステロールとは別の化粧品成分として考えられている
- まれに合わない場合もあり異常時は使用中止がすすめられる
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の効果・効能を保証するものではありません。肌の状態には個人差があります。異常を感じた場合は速やかに使用を中止し、皮膚科医などの専門家にご相談ください。
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